虎ノ門ヒルズ最後のピース、ステーションタワーに行って来た

2024.04.23(火)に「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」に行って来ました。

目次

施設構成

(出典:森ビル(株)主要プロジェクトHP

(出典:森ビル(株)主要プロジェクトHP

視察レポ

【B2F】東京メトロ虎ノ門ヒルズ駅 → 駅前広場「ステーションアトリウム」

ステーションタワーは地下鉄駅と一体となって開発されており、駅前広場「ステーションアトリウム」を介して繋がっています。
大空間の中をエスカレーターがダイナミックに走っていたり、地下鉄のホームが見えたりと、迫力のある空間になっています。

入口にたった瞬間圧倒さるるような大空間
奥から接続部を見る、真ん中に見えるのは地下鉄のホーム
上から①
上から②

【B2F】フードホール&マーケット「T-MARKET」

ステーションアトリウムの奥に「T-MARKET」があります。
T-MARKETとは、「飲食・食物販・物販から、サービス・イベントスペースまで、個性的な27店舗が有機的に共存する、食を中心したコミュニティ」とのこと。
言ったのは夕食前の時間帯でしたが、仕事や打合せ等で使われていました。

カフェエリアやダイニングエリアは仕事や打合せ等の利用も
ショップエリアも一体的に整備されている

【7-8F、45-49F】情報発信拠点「TOKYO NODE」

イベントホール、ギャラリー、レストラン、屋上ガーデン等が複合する情報発信拠点「TOKYO NODE」はステーションタワーの象徴的な施設で、あえて最高層に配置されています。
7-8Fのスカイロビーやカフェは行ってみました。

7Fスカイロビー(オフィスロビー)、奥に8Fへ上がるエスカレーター
エスカレーター奥から下を覗くとT-デッキがみえる
エスカレーターを上がったところ、赤い絨毯が場違い感を感じさせる^^;
左側からは東京タワーが見える

【B2-5F】商業施設

4Fの一部はシェアテーブルとなっているので共用部にも椅子テーブルが
階段の踊り場にも商品が陳列されている
ステーションアトリウムに位置するB1Fのカフェ、コンセントあり
エスカレーター挟んでカフェの反対側、水が流れている

【1F、11-14F】ホテル「ホテル虎ノ門ヒルズ アンバウンド コレクション by Hyatt」

  • 開業:2023.12.06(水)
  • 客室数:205室(標準27-34㎡)
  • 付帯施設:ラウンジ、ダイニング 等
  • インテリアデザイン:スペース・コペンハーゲン(日本初)
ホテルエントランス
エントランス横にダイニングのテラス
車寄せの入口
車寄せはホテル専用ではなく共用
エントランス入ってすぐのレセプション・ロビー
その横のダイニング
ダイニング
1F EVホール

まとめ

虎ノ門ヒルズエリアはこのステーションタワーが加わることで完成しました。
周辺ではさらに第2六本木ヒルズ等も計画されているので、今後の動向も楽しみです。

施設概要

  • 開業:2023.10.06(金)
  • 事業名称:虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業
  • 開発区域面積:約2.2ha
  • 敷地面積:約13,960m²
  • 建築面積:約10,730m²
  • 延床面積:約253,540m²
         虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 約236,640m²
         グラスロック 約8,800m²
         虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス 約8,100m²
  • 用途:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 事務所、店舗、ホテル、情報発信拠点、駐車場 他
       グラスロック 店舗、駐車場 他
       虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス 事務所、住宅、店舗、駐車場 他
  • 階数:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 地上49階・地下4階
       グラスロック 地上4階・地下3階
       虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス 地上12階・地下1階
  • 高さ:虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 約266m
       グラスロック 約30m
       虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス 約59m
  • 設計:森ビル(株)一級建築士事務所
  • 施工:鹿島建設(株)
  • 施行:虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合
  • デザイナー:重松象平(OMA) 他
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このブログを運営している人

某企業で都市開発・まちづくりの仕事をしている30代のサラリーマンです。
職業柄、いろんな施設・建築を見て回ったりまち歩きをしたりするのが好きなので、旅の記録の意味も込めてこのブログを立ち上げました。

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