大阪中之島美術館で開催中の「モネ 連作の情景」に行って来た

2024.04.14(日)に大阪中之島美術館で開催されている「モネ 連作の情景」に行って来ました。

目次

「モネ 連作の情景」

(出典:大阪中之島美術館

本展覧会は、印象派を代表するフランスの画家:モネの「連作」絵画に焦点を当てたものです。
「連作」とは、同じ場所やテーマを異なる天候・時間・季節を通して描く革新的な表現手法で、モネの代名詞です。
〈積みわら〉や〈睡蓮〉等の多様なモティーフの「連作」絵画は、海外30館以上含む国内外40館以上から集められたそうです。

人気の企画展のようで、入るまでもめちゃくちゃ混んでました。

作品は撮影NGでしたが、一部だけ撮影OKでした。

43歳から生涯の半分を過ごしたフランス・ジヴェルニーのモネ邸
〈睡蓮〉
〈睡蓮〉等が展示されている最後の空間

大阪中之島美術館

空間体験

建物は、黒い箱のような外観と、内部を立体的にくりぬいたパッサージュが特徴的です。
高層ビルの谷間にポツンと建っており決して大きはないのですが、分節されていないボリュームや建物中央部の約30mの吹抜空間のおかげでかなりダイナミックな印象を受けました。

川に面した北側からの外観
2F芝生広場から
建物中央部を貫く立体遊歩道

1Fにはデンマークのインテリアプロダクトブランドの国内2号店「HAY OSAKA」が入居しています。

同じく1Fにカフェレストラン「ミュゼカラト」も入居しています。
周辺にランチできるところあまり多くないのでここで食べたのですが、立地や味の割にはややお高いなという印象でした。

野菜と果実たっぷりミュゼカラト特製カレーライス
海老と完熟トマトとモッツァレラのパスタ(こちらは美味)

むしろお店の前にあったジェラート「solege GELATERIA」の方が満足度高かったです。

施設概要

  • 開業:2022.02.02(水)
  • 敷地面積:12,870㎡
  • 建築面積:6,680㎡
  • 延床面積:20,012㎡
  • 容積率:140.84%(許容654.97%)
  • 規模:地上5階、高さ36.9m
  • 事業手法:PFI(コンセッション方式)※美術館・博物館では全国初、サービス対価を伴う混合型
  • 発注者:大阪市
  • 所有者:地方独立行政法人大阪市博物館機構(大阪市が設立)
  • 運営者:(株)大阪中之島ミュージアム(本事業の実施を目的として(株)朝日ビルディングが設立した特別目的会社)
    地方独立行政法人大阪市博物館機構が運営委託、館長及び学芸員は地方独立行政法人大阪市博物館機構から出向
  • 設計:遠藤克彦建築研究所、大阪市都市整備局
  • 施工:錢高組・大鉄工業・藤木工務店JV

まとめ

絵画を通してモネの生涯を辿ることができましたし勉強にもなりましたので非常に満足でした。
ただ、当然ですが単発のインパクトではやはりフランス・オランジュリー美術館の巨大〈睡蓮〉には叶わず、少し物足りなさも感じてしまいました。。

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このブログを運営している人

某企業で都市開発・まちづくりの仕事をしている30代のサラリーマンです。
職業柄、いろんな施設・建築を見て回ったりまち歩きをしたりするのが好きなので、旅の記録の意味も込めてこのブログを立ち上げました。

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