立川の”まちの縁側”、「GREEN SPRINGS」の空間が気持ちよかった

240314(木)、立川の「GREEN SPRINGS」に行きました!

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施設概要

(出典:公式HP
  • 開業:2020.04.10(金)
  • 敷地面積:38,900.20㎡
  • 建築面積:29,981.07㎡
  • 延床面積:76,449.23㎡(容積対象床面積:61,669.01㎡)
  • 容積率:158.53%(基準容積率:500%)
  • 用途:事務所、信用金庫、ホテル、店舗、美術館、保育所、駐車場
  • 階数:地上11階・地下1階
  • 事業主:(株)立飛ホールディングス
  • 設計:山下設計・大林組JV(立川スカイガーデン:(株)山下設計、多摩信用金庫本店:清水建設(株))
  • 施工:(株)大林組(多摩信用金庫本店:清水建設・中島建設・中村建設JV)

視察記録

アプローチ

JR立川駅から北西へ、ペデストリアンデッキを通って地上に下り、モノレール沿いの緑道を歩いているとすぐに施設が見えてきます。
まずは上がれと言わんばかりのゲート性の高い階段が目に入ります。

南東角に設けられたゲート性の高い階段

“まちの縁側”のような2Fレベルの人工地盤

階段を上がると2Fレベルに人工地盤が広がっているのですが、人工地盤とは思えないほどの緑と水が豊かなビオトープが施設中央に広がっています。
両側には建物が配置され、デッキや店舗が中央部に顔を出しており、まさに”まちの縁側”のような空間になっています。

自然あふれるビオトープ空間とそこに顔を出すデッキや店舗が”まちの縁側”のよう
北側のカスケード下の水辺空間

一番北側まで行くと「立川ステージガーデン」というライブエンタテインメントホールがあり、その前に広場空間が広がっています。

ホールの前の広場空間、右側にはカスケード
ホール前の広場から全体・南側を見る

ホテル「SORANO HOTEL」

施設の南西に立飛HD直営のホテルがあります。

外側(西側)から見る、バルコニーが付いている
  • 開業:2020.06.08(月)
  • 延床面積:13,251㎡
  • 客室数:81室(全室52㎡以上)
  • 付帯施設:2F レストラン、ラウンジ
         10F インドアスパ、ナノミストサウナ、ジムスタジオ
         11F ルーフトップバー、インフィニティプール、インフィニティラウンジ
  • 経営・運営:(株)立飛ホスピタリティマネジメント((株)立飛ホールディングスの100%子会社)
  • インテリアデザイン:(株)キュリオシティ

人工地盤の2Fに面したエントランスから入るとチャペルのような吹抜けのロビー空間が広がっています。

チャペルのようなロビー空間、左側にレセプションやレストラン

レセプションの横にはレストランがあります。テラス席が気持ちよさそうです。

西向きのレストランのテラス席

最上階の11Fに上がるとルーフトップバーとインフィニティプールが横並びで配置されており、めちゃくちゃ贅沢な空間になっています。
まさに”空の”ホテルです。

ルーフトップバーの前にインフィニティプール
西側の国営昭和記念公園を臨むインフィニティプール

施設の外周

まず2Fレベルに人を上げてしまうし、周囲の建物も中央を向いているので、街に面した地上レベルが死んでしまっているのではと思いましたが、杞憂でした。
東側はモノレールが通っておりその下の街路空間が緑化されていて気持ちいい空間になっているのですが、その街路空間に対して1F店舗がしっかり顔出ししています。

1Fレベルもにぎわい空間に

まとめ

東京近郊の開発でわざわざ行く必要はないかなとも思っていましたが、施設構成やビオトープ空間等よくできていました。
住んでる近くにあるといいなーと思える施設です。

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このブログを運営している人

某企業で都市開発・まちづくりの仕事をしている30代のサラリーマンです。
職業柄、いろんな施設・建築を見て回ったりまち歩きをしたりするのが好きなので、旅の記録の意味も込めてこのブログを立ち上げました。

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