麻布台ヒルズをぐるりと回って来た

2024.04.02(火)に「麻布台ヒルズ」に行って来ました。

目次

施設概要

(出典:森ビル(株)主要プロジェクトHP
(出典:森ビル(株)主要プロジェクトHP
  • 開業:2023.11.24(金)
  • 計画名称:虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業
  • 開発区域面積:約8.1ha
  • 敷地面積:約63,900m²
         麻布台ヒルズ森JPタワー 約24,100m²
         麻布台ヒルズレジデンス A 約16,500m²
         麻布台ヒルズレジデンス B 約9,600m²
         ガーデンプラザ A,B,D 約12,000m²
  • 建築面積:約37,100m²
  • 延床面積:約861,700m²
         麻布台ヒルズ森JPタワー 約461,800m²
         麻布台ヒルズレジデンス A 約169,000m²
         麻布台ヒルズレジデンス B 約185,300m²
         ガーデンプラザ A,B,D 約43,800m²
  • オフィス面積:約214,500m²
  • 緑化面積:約24,000m²
  • 住宅戸数:約1,400戸
  • 店舗面積:約23,000m²
  • 用途:事務所、住宅、店舗、ホテル、文化施設、インターナショナルスクール、診療所 他
  • 階数:麻布台ヒルズ森JPタワー 64階
       麻布台ヒルズレジデンス A 54階
       麻布台ヒルズレジデンス B 64階
  • 高さ:麻布台ヒルズ森JPタワー 約330m ←あべのハルカスを抜いて日本一
       麻布台ヒルズレジデンス A 約240m
       麻布台ヒルズレジデンス B 約270m
       ガーデンプラザ A,B,D 約41m
  • 設計:森ビル(株)
  • 施工:清水建設(株)、三井住友建設(株)、(株)大林組 他
  • 施行:虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合、特定建築者:森ビル(株)

視察レポ

当日は以下の順番で見て回りました。

 ①【15:00-15:10】東京メトロ神谷町駅 → 地下接続部 → 地上へ
 ②【15:10-15:15】ガーデンプラザA
 ③【15:15-15:25】桜麻通り
 ④【15:25-15:40】尾根道 → 外苑東通り → ブリティッシュスクール・イン・東京
 ⑤【15:40-16:40】麻布台ヒルズ森JPタワー
 ⑥【16:40-16:50】中央広場
 ⑦【16:50-17:10】麻布台ヒルズレジデンスA
 ⑧【17:10-17:55】ガーデンプラザC→B→D
 ⑨【17:55-18:30】夜の麻布台ヒルズ

① 東京メトロ神谷町駅 → 地下接続部 → 地上へ

神谷町の改札をくぐって地下通路を進んでいくとすぐ、麻布台ヒルズ東端の地下空間に出ます。
地下から奥に行くこともできますし、エスカレーターで一旦上がることもできます、いきなりたくさんの選択肢、、
自分は一旦上に上がりました。

東側から全景写真を撮ろうとしたんですが、あまりにもでかく、道路渡って反対側からでも入り切りませんでした、、

地下接続部
東側から施設全景、諦めて高層部はカットして撮影、、

② ガーデンプラザA

傾斜のかかった建物上層部に惹かれ、階段を上がって西へ進みました。
緑化されていたり外に椅子・テーブルが出ていたりしています。

屋根が地面に下りてきているような感じ
通路に椅子テーブルを出しているカフェ

③ 桜麻通り

グランドレベルに下りて、エリアを東西に貫くメインストリートを西へ進みました。
結構な坂道です、西に向かって徐々に上がっていきます。

沿道には独立したブランド店がポツポツと並んでいます。
新しく創られたまちだからでしょう、電柱・電線がないのがいいですね、東京タワーもよく見えます。

ただ、安全上しょうがないんでしょうけど、歩道と車道の間に防護柵があり空間を分断してしまっているのが少し残念に感じました。
車道の舗装ももう少し工夫して欲しかったですね、、

道路&防護柵が南北を分断してしまっている・・・
中央広場に入るところを通り過ぎると人通りは少なくなる

④ 尾根道 → 外苑東通り → ブリティッシュスクール・イン・東京

尾根道を南に進んでいくと、建物の隙間から中央広場を見下ろせそうなスポットが見えたので立ち寄りました。
そこから見る景観は、都市の中のポッカリ空いた隙間、といった印象でした。

外苑東通りに突き当たると、森JPタワーの南西角になります。
ここの1F部分は車路になっているので、建物角が人を2Fに上げるようなデザインになっています。

西側の高台から見る中央広場全景
森JPタワー南西角、2Fに上がる心理的ハードルを下げるようなデザイン

⑤ 麻布台ヒルズ森JPタワー

共用部

南側の外苑東通りから入りました、ここが建物の1Fレベルになります(中央広場はB1Fレベル)。

南から入るのは裏から入るような感じ
中央広場に面して吹抜けになっているオフィスロビー

タワープラザ

低層部は商業施設「タワープラザ」になっています。
ちょっとお高い、感度の高いお店が入っています。

タワープラザの吹抜け空間
祈祷室もある

Hills House

オフィスの中間にあたる33,34Fは、入居企業のワーカー限定の会員制エリアや大型ダイニングスペースから成る「Hills House」になっています。
プランニング・オペレーションは(株)トランジットジェネラルオフィスが受託しています。
一般公開は2024.04.17(水)までの期間限定だったので、ぎりぎり間に合いました。

一般公開は2024.04.17(水)までの期間限定
会員制ラウンジや大型ダイニングルームから成る
ダイニングルーム「Dining 33」
会員制ラウンジ「Members Lounge」

南東角は吹抜けのスカイロビーになっているのですが、なんと間近にきれいに東京タワーが見えます!
そのためめちゃくちゃにぎわっていました。

東京タワーが間近に見える吹抜けのスカイロビー
大階段にたくさんの人、左側に東京タワーが見える

⑥ 中央広場

森JPタワーを北に抜けると中央広場です(恐らくこっちが森JPタワーのメインエントランス)。
中央広場自体の使われ方というより、建物が中央広場に向かって顔を向けており、囲われ感がいい感じでした。

ステージではイベントの設営がされていた
広場全景、写真は西側から

⑦ 麻布台ヒルズレジデンスA

ジャヌ東京

低層部はアマングループの「ジャヌ」ブランド世界初となるホテル「ジャヌ東京」が入っています。

  • 開業:2024.03.13(水)
  • 延床面積:約21,000㎡
  • 客室数:122室(55-284㎡)
  • 付帯施設:8つのレストラン&バー、都内最大級の約4,000㎡のウェルネス&スパ施設 等
  • インテリアデザイン:デニストン設計事務所のジャン=ミシェル・ギャシー氏
北側の桜麻通りからのエントランス
南側のセントラルウォークからのエントランス
桜麻通りから入ってすぐの空間
左を向くと下に降りる階段
地上からの光が降り注ぐ車寄せ、右側がエントランス
地下の車寄せ
シャトルエレベーター(手前)に続く通路、右側にジャヌブティック
ジャヌブティックの内部
ジャヌブティックの横にあるジャヌパティスリー
上階へのシャトルエレベーターロビー
シャトルエレベーターを降りると目の前に東京タワー!
東京タワーをより近くから
左に曲がるとジャヌラウンジ
ジャヌラウンジの奥にあるジャヌバー
ジャヌラウンジの外に出ればガーデンテラス
ガーデンテラスから見る東京タワー

レジデンスA

北側の桜麻通りからのエントランス
贅沢な共用部、右側には水盤!
奥の壁の向こうにくつろぎ空間
同じ位置で振り返り
レセプション空間も贅沢
マンションの共用部にトイレまで!

⑧ ガーデンプラザC → B → D

東側へ戻るように、今度は地下を通り抜けていきました。
ここの目玉は34の専門店が集結するフードマーケット「麻布台ヒルズ マーケット」です。
内装デザインはSUPPOSE DESIGN OFFICE、曲線を多用したボールト天井や十字柱等の建築デザインはヘザウィック・スタジオがそれぞれ手掛けている。

地下共用部、ボールト天井や十字柱のデザイン
肉のタワー

地上に上がって南側の八幡通りから西側を見ると、駐車場が一段上がった中央広場の下にあることがよくわかります。
改めてエリアのレベル差を感じる場所です。

車路が中央広場の下に吸い込まれていく
同じ場所から反対(東側)を見る、完全に車のための空間

再び地下に潜り西へ進むと、「チームラボボーダレス」があります。
人気のため、チケットは完売していました。

地下には他にもギャラリー等があります。

「チームラボボーダレス」はチケット完売
地下に広がるギャラリー空間

⑨ 夜の麻布台ヒルズ

ここでようやく一通り見て回ったのですが、ちょうど暗くなってきたので、夜の外観も見て回りました。

中央広場から見る夜の東京タワー
西端に戻って夜の麻布台ヒルズ

まとめ

1施設見て回るのに長くても1-1.5hがせいぜいですが、今回は3.5hもかかりました。
それだけでかいし、見どころもそれなりにありました。
それでも結構かけ足で回ったので、次回はもう少しじっくり巡ってみたいと思います。

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このブログを運営している人

某企業で都市開発・まちづくりの仕事をしている30代のサラリーマンです。
職業柄、いろんな施設・建築を見て回ったりまち歩きをしたりするのが好きなので、旅の記録の意味も込めてこのブログを立ち上げました。

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